C反応性蛋白の産生量は炎症反応の強さに相関するため、
血清中のC反応性蛋白を定量して炎症反応の指標とすることができる。すなわち炎症が強いほど血清CRP値は高くなる。日本においては血液検査においてごく一般的に計測される。細菌感染では上昇しやすく、
ウイルス感染では
アデノウイルスなど一部のウイルス以外では
インフルエンザウイルスのように強い発熱を発症するものでも上昇は軽微である。つまり、通常の感冒では上昇しないことが多い。また、
マイコプラズマ感染では、成人では上昇しやすいが、小児ではしにくいといった特徴も認める。
同様の疾患で同程度の重症度の場合でも、CRPの上昇の程度には大きな個人差がある。そのため、CRPを標準値や他の患者の値と比較することはあまり有意義ではなく、一人の患者の経過を観察するために有用な指標といえる。