B細胞を始めとした全ての血球細胞は、
骨髄中の
造血幹細胞が分化したものである。始めに
造血幹細胞は
リンパ系幹細胞へ分化する。次いで
プロB細胞を経てH鎖の遺伝子再構成が起きる。完成したH鎖とSL鎖(V-preB・lambda5)とともにpre-BCRを形成、大型プレB細胞となる。そこでpre-BCRシグナルにより一度増殖した後に、L鎖の遺伝子再構成が引き起こされ、やがて小型プレB細胞へと分化する。完成したL鎖はH鎖とともにIgMを形成して、細胞膜上に発現する。そしてIgMとともに同じ抗原特異性をもつIgDも発現し、
B細胞は骨髄から末梢へと移行し、脾臓において成熟B細胞となる。B細胞は、
抗原の存在下で
抗体を産生するべく、
形質細胞(プラズマ細胞、plasma cell)へと最終的に分化する。