麻姑(まこ)は中国の仙女。
西晋・
東晋時代の
葛洪の書『
神仙伝』などに記述があり、その容姿は歳の頃18、19の若く美しい娘で、鳥のように長い爪をしているという。また長寿の象徴でもあり、
西王母の誕生祝いに麻姑が美酒を贈る「麻姑献寿」は絵画の題材にとられることも多い。
蔡経は麻姑の爪が鳥のように伸びているのを見ると、彼女が神人であるにも関わらず、心中「この爪で背中を掻けたら気持ちが良いだろう」と考えた。この心を見抜いた王遠は蔡経を捕まえて怒った。このとき蔡経は背を鞭で打たれたが、鞭を打つ人の姿は見えなかったという。