試薬(
しやく、
Reagent)もしくは
試剤(
しざい)とは
化学実験で反応させる目的で製造した
薬品をさす呼称であり、メーカーが販売しているものを指すことが多い。同一の
化合物であっても、生体や組織に作用させる薬品は試薬と呼ばれることは少なく、
生化学あるいは
生理学実験では薬剤と呼ばれる。そしてヒトや動物の疾患の治療に用いられる場合は
医薬品(動物薬)である。一方、in vitro生物学実験など酵素や受容体そのものを生体より取り出して作用させる場合は試薬と呼ばれることもある。
通常、薬剤や医薬品の場合は不純物が含まれていると副作用が発生し目的にそぐわないことが懸念される為、より高純度の製品であったり、場合によっては副作用を示さない保証の為に種々の確認試験が製品に施される。
「法(注:
化審法)第3条第1項第3号に『化学的方法による物質の検出若しくは定量、物質の合成の実験又は物質の物理的特性の測定のために使用される化学物質』と規定されているとおり、化学分析、実験、試験研究、検査等に用いられるものを意味しており、本法でいう試薬かどうかの判断は、原則として製造形態、荷姿等によって行うものとする。この場合、試薬の表示が付されていても工業薬品、工業用原材料の用に供するためのようなものは、本法でいう『試薬』には該当しない。」(
[外部リンク] 新規化学物質等に係る試験の方法について(平成15年11月21日薬食発第1121002号、平成15・11・13製局第2号、環保企発第031121002号))