膝は足裏以外では接地することが多い部位である。たとえばかかとを挙げ、つま先と膝をついて座る座り方は「
跪く」と言い、多くの民族に見られる。つま先を伸ばして足の甲と膝をつくのを
正座という。いずれも改まった場、あるいはへりくだった姿勢を示す。
這う場合も足裏ではなく膝をつく。転ぶ場合には膝からぶつかることも多い。
人間以外の動物についても、人間の膝に似ているものは「膝」と称される。四足で歩く動物については、前脚・後脚とも関節部は膝と呼ばれる。昆虫の脚の関節もそうである。ただし、「膝」と称されるものであっても、必ずしも人間の膝に対応する器官であるとは限らない。例えばウマやイヌなどで膝のように見える箇所は
踵(かかと)に対応するものであり、膝に対応するものは脚のつけ根にある。