液体の比重は、
浮秤(ふひょう、うきばかり)によって計測する。浮秤は一種の錘(おもり)である。錘を液体の中に入れると、錘が液体中に入った体積に相当する液体の重さの分だけの
浮力を受ける。そのため、錘は自身の重さと浮力とが吊り合う所まで液体の中に入ることになる。液体の比重が軽ければ、それだけ錘は液体の中に入る。
そこで、錘が常に一定の方向で液体の中に入るようにしておき、錘の側面に目盛りをつけておけば、液面の位置によって液体の比重を測ることができる。これが浮秤である。しかし、液体の中に入った錘の体積と液体の比重とは
反比例の関係にあるので、そのままでは目盛りの間隔が不等間隔になってしまう。そのため、測る比重の範囲(測る対象)を限定して、その範囲では体積と比重とが比例であるとみなして等間隔の目盛りを振るということがよく行われる。そのようにして作られた目盛りには、以下のようなものがある。